archive : 2011 年 10 月

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世界人口70億人

10月27日のプライムニュースでまた新しい論客を知った。この番組は時々キャスティングを失敗するが、同じくらい時々いい論客を招いて来る。しかも2時間たっぷり語らせるし、その時間を使い切れるほどの語るべき物を持つ論客だったりするので、時間が許せば見るようにしている。

で、今夜はこの方↓

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さすがに実業界でトップでいる人は物事がよくわかってる。政治家にありがちな書生論だけで中身が無い論旨と異なり、その人の半生で、自らの血と肉を賭て物作りして来た人だけの事はある、中身の伴った論旨だった。

坂根氏は、日本の1億3000万人を基準にして物を考えていなかった。彼が出して来たデータは現在の地球人口70億人と将来100億人に達するであろう人口下での世界のありようだった。

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70億人の人口をかつて地球は養った事が無い。人類が初めて出会う環境になってしまった。食料生産はもう限界に近づきつつあり、アフリカでは飢餓が始まっている。そういう時代に日本の農業も対応しなくてはならないし、日本がどのようにしてこれから食って行くのか、という戦略をすぐにでも建てなければならないのに、TPPの「交渉」にすら参加させないという政治家は許せない、という論旨だ。記憶が正確ではないので、大まかな記述になるが、わしも全く同意見だ。
化石燃料がこの先40年〜50年で枯渇するというのは目に見えている。その時に人類100億人が使えるエネルギー源は自然エネルギーと原発だけだ。

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だが、今原発をやめると、その時になって日本が使えるエネルギー源は自然エネルギーだけになる。それで、はたして日本の人口を養って行けるだろうか?と疑義を呈しておられた。全くその通り。変な夢見るデータを出して再生可能エネルギーを持ち上げないところがいい。

そして、坂根氏はこうも言った。「もし私が首相だったら、国民にこういったでしょう。将来の日本は再生可能エネルギーだけではやって行けない。原発がだめと言うなら、もっと違う、効率的で安定的なエネルギーシステムを構築しなければならない。そのためには後20〜30年かかるだろう。その間だけでも、新しい技術を生み出すために原発を利用させて欲しい」と。
わしも全く同意見だ。

こういう人が日本の首相になって欲しかった。


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ギリシャ危機は他人事ではないのに

ギリシャのデフォルトが秒読みに入っている。どう考えてもユーロ圏内にギリシャをとどめておく事は出来ないだろう。

ギリシャ・ゴミ

↑公務員ストライキでゴミの山となる。


世界的な経済危機に陥ろうとしている時に民主党の反TPP集会で鳩山由紀夫は↓

鳩山


「アメリカの思う通りになるような事ではいかん」
などという発言をした。なんと言うアナクロニズム。この男はほんとにスタンフォードのPh.Dの学位を取るほどの知性を持ってんのかいな?
TPPの交渉参加とアメリカの思惑は関係ないだろう。それぞれの国が国益を背負って交渉のテーブルに付くのが当たり前なんだから。

ここ数日の間にパナソニックでは基幹商品であるテレビの製造規模縮小が決定。トヨタはハイブリッド車の一貫生産を基幹部品も合わせての工場を中国に建設する事を発表した。おまけにアジア最大規模になるであろう研究施設、テストコースもだ。
このままでは人的資源も資本も技術も海外流出してしまう。日本は出血多量で死んでしまうのではないか?という危機感がこの政治家には無いのだろうか?

日本企業がどんどん海外に移転するのをもはや止められなくなっている。それをなじる事も出来ない。
今まで100万円で売ってたものが75万円にしかならないとしたら儲けはないだろうし、ほとんどは赤字だろう。
そんな企業に日本に残ってくれというわけにはいかない。日本にいてもジリ貧でやって行けなくなるからだ。

ギリシャと日本の違いは何かと言うと、世界に冠たる製造業が国家の基盤となっているという点だ。物を作って売って日本人は飯を食って来たのだ。それがこの1〜2年のうちに激変しようとしている。
日本はギリシャの事をせせら笑ってはいられない。
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TPPとはトッテモ・パラレル・パーティーの略?

またまたTVニュースネタからの考察。
10月19日のBSフジのプライムニュースがTPP特集で、民主党から2人の衆議院議員が出演していた。
かたやTPP反対派のこの方↓

山田正彦

元農林水産相だから反対するのも分かるが、一言で言えばごく一部の狭い範囲の農業イメージしか持たない人だった。まあ、自分が想像できる農業の利益代表者というところか(農民ではなくて農協民かな)。

対するは、同じ民主党ながらTPP賛成派のこの方↓

吉田治

お名前を初めて存じ上げたが、理路整然と理を説く姿勢は評価できる。なにより、国益を語る民主党員を初めて知ったのが収穫だった。
民主党には人材がいないと思っていたが、ここまで勉強してる人もいるんだな。枝野が経産相やるより、吉田氏が経産相やった方が適材だと思う。はっきり言って。

注目株だったのがこの方↓

梅澤高明

ATカーニーとはコンサルタント会社かな?初めて聞く名前だ。
梅沢氏の山田氏への鋭い突っ込みはなかなかよかった。この番組を安心してみていられるのは「朝まで生テレ」のような大声を出して罵倒し合うだけの知性の無い討論番組とは違い。「こんな馬鹿がなんで農林水産大臣やってたんだ?」という思いはおくびにも出さず、冷静に論破して相手のしどろもどろの反論を引き出す、というところがなかなかクールでよかった。このお二人は注目株だ。

先日の岸田一隆氏といい、いい人材を発掘して来る目利きがこの番組スタッフにいるようだ。

それにしても、同じ民主党内に180度意見の違う閣僚がいるというはどうしたことだ。
いや、意見が違う議員がいるのはいい。意見が違うというのは健全な事だ。気になっているのが、その意見の食い違いかた。
基盤となってる思想がそもそも食い違っているのではないのか?
例えて言えば同じ家の中にキリスト教徒とイスラム教徒が同居しているような・・・・。

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↑この人の言う三国間FTAというのは、相手は韓国・中国の事。山田氏の反米感情故のアイデアだ。
梅沢氏の指摘の通り、それはアメリカのリーグをはなれて中国リーグへ参入するという事に他ならない。
そうなったら日本は中国の従属国同然の扱いを見るのは明らかだ。シーレーンを押さえられ、生殺与奪の権を握られるだろう。

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↑車であれ、電化製品であれ、農産物であれ、とにかく日本製品を海外に輸出しようと言う趣旨。日本は人口減少モードに入っているので国内消費だけではもはや成長はあり得ない。

いっその事、民主党は社会主義的民主党と資本主義的民主党に分裂してくれた方が選挙民としても分かりやすいのだが、どうだろうか。あるいは、民主党A(親米派)民主党C(親中国派)とか。こんな奴に政権を担われたくない、と思ってる人まで与党にいるというのは、どの陣営にとってもよくない事ではないかい。

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安全だと言ってくれ 安心するから

またまたテレビネタだが、10月16日のETVの白熱教室日本版をたまたま見た感想。
今回は明治大学国際日本学部教授 小笠原泰先生の講義だった。
第1部のタイトルは
「安全だと言ってくれ 安心するから」

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日本人はリスク意識しながら生活するというのが苦手で、安全を安全度という数量的に理解するよりも、「安心感」という感情的に理解する方を選ぶという論旨だ。

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日本人学生だけではなく留学生も聴講していたので、彼らのお国柄と言うか、考え方も分かって面白かった。
オリジナルの「白熱教室」のマイケル・サンデルは苦手なので、この番組はあんまり関心がなかったのだが、この時の授業はタイトルに惹かれて見てしまった。

例えば飛行機に乗ってどこかへ行く時、「飛行機は絶対安全です」と言われたらどうするか。いや、そうじゃないでしょう。飛行機は落ちる事もあるだろうが、限りなく確率が低いので老若男女が乗っているのではないだろうか。そこにはリスクとベネフィットの発想がある。という論旨。

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3.11以降の原発事故によって、原発への安全を求める声が高くなるのはそれは当たり前の事だ。だが、「絶対安全か」と問われると、「絶対安全」とは答えられない。答えられなければ原発の建設、運営が出来ない。望まない事になるので、「絶対安全です」と言って「安心感」を買う。
そうなると前回のブログの話につながり、「絶対安全」なのだから「危険に陥る場合」の研究がおろそかになる、
というか、そんな研究や疑義言動をする事さえタブーとなる。

あらあら、「安心」を求めるあまり「安全」がおろそかになってしまうメカニズムが現れてしまった。
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科学コミュニケーター

2011年10月14日、BSフジのプライムニュースでこの方を知った。
理学博士の岸田一隆氏だ。

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科学的知見をどのように一般市民に分かりやすく正確に伝えるか、その重要性を原発事故での放射線への対応をふまえて解説しておられた。
3.11以来、あまたの科学者が解説していたが、この岸田さんほど分かりやすく、センセーショナルを狙っていない解説を聞いた事が無かった。


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放射線の数量的な比較も、人体そのものが、体重60kgの人で約7000ベクレルの放射線源であるということから説明されて、放射線の種類とエネルギー量の話まで、難しくなりそうな部分を分かりやすく噛み砕いて解説していて非常に興味深かった。

なぜこれほどの人が今までマスコミに出て来なかったのだろう。初めから岸田さんの解説があればもう少し日本人の放射線に対する理解も深まったのではないだろうか?
いや、あの混乱の時期にこの朴訥とした、決して饒舌とは言えない氏の話し方では、世間が求める情報発信者ととらえてもらえなかったかもしれない。とかく躁状態の時期には声が大きくて、感情的に振舞う人間の方がマスコミウケしやすいだろうし、世間も強い印象を受けるであろう。

だが、大学教授、理学博士などの肩書きを持ちながら、なおかつ専門的な知見を正確に分かりやすく一般市民に(あるいは首相に)伝えるというのは別の能力なのだ。竹田邦彦や大前研一のように、肩書きだけでどうも胡散臭い、科学的根拠がないものを根拠があるがごとき発言に右往左往しているマスコミを見てると、報道する側の理解力も疑われる。

暗澹たる気分になっている時に現れたのが岸田氏だ。

科学コミュニケーション

これが近著の「科学コミュニケーション 理科の考え方をひらく」。
実はこれから読むのだ。初版は2011年2月。

番組中で氏は、「絶対安全」を求められるあまり、企業、政府側があれこれ対策をしているので「絶対安全です」という反応をしてしまう事が、どれほど安全対策に有害であるかという事を順々と説明されていて、なるほどだった。「絶対安全」宣言をした途端、そのしきい値以下の領域の安全対策は顧みられなくなり、研究の対象とはならなくなるのだ。これも、日本人の言霊信仰故であろうか。

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四国お遍路

実はどう評価していいのか分からんのです。この男の行動に。

お遍路

国会が閉会になった翌日から四国のお遍路を三年ぶりに再開。SP付きの行脚だそうだ。
きっと、三年前に巡ったのが途中だったのが気持ち悪かったんだろうな。
今回は、大震災の慰霊も込めてお遍路するらしい。

にしてもこの明るさ。(^〜^)ニマ〜  だって。

なんかイライラして来る・・・・。
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