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シビリアンコントロール

不在にしていたのでいささか旧聞をほじくりだすようになるが、野田政権の人事に付いて考えてみたい。

一言で言えば民主党内に人材がいないという事なのだが、民主党とは社会党やら自民党やら、あちこちから寄せ集まって来た人々だ。かつて所属していた政党ではうだつが上がらないので、新会社に転職した人々ととらえてもよいかと思う。
別の言い方をすれば滓の寄せ集め。

それを証明してくれたのが他ならぬ先の二代党首。鳩山と菅だ。鳩山は宇宙人で、どうもまだ地球になれてなかったようだが、菅は自ら「仮免許中の首相」と言っておった。そして、仮免許のままで終わったようなので、道交法的に言えば無免許運転で首相をしていたという事になる。

ぼろぼろの日本丸に乗船しているものとしてははなはだ心もとない船長であった。嵐を乗り切るどころか、船頭多くして座礁させそうになるし・・・。船のエネルギー源である原子力発電をやめて、自然エネルギーに切り替えるとか言い出すし。
それって、今まで機関で走っていた船を風帆船にするって言う事?

んじゃあ、なおさら優秀な船長と航海士が必要になるな。

それで新内閣の防衛大臣だ。
一川防衛相

この人、知らなかったので調べたら農林省畑を歩いて来た人だった。だから「防衛」については確かに素人だな。本人も記者会見で「安全保障に関して素人だが、これが本当のシビリアンコントロール
などと頓珍漢な事言うし。

自衛官の家庭に育った野田首相が、防衛に関して無関心であるはずはないと思われるが、それにしてもよりによって人事ミスしたのではないだろうか。俺は好きじゃないけど、まだ前原の方が「武器三原則見直し」を発言するくらいだからましなように思う。

防衛政策に関しては戦闘機の導入一つ、自衛隊員の増減、質的転換、戦略的展望、などなど、専門的な知識や理解がないと、自衛隊制服組がどんなに煮詰めた案件を持って来ても理解できないし、正確な判断が出来ず、決断を先送りする事になるだろう。そうなったら有事に間に合わないし、もたもたしているうちに回復できないダメージを国民にもたらす事になる。

その程度の知見も持たずに発言された内容だからこそ、「シビリアンコントロール」を間違った解釈で使ったんだろう。自民党の石破茂がいうように、この発言だけで大臣を辞職するべき重大な錯誤だ。

が、大臣を入れ替える余裕は民主党にはない。わしがなってもいいけど、カエルに選挙権はないし困ったもんだの〜。

日本がかつてシビリアンコントロールし、戦争をうまくしのいだのは後にも先にも「日露戦争」だ。戦争の準備段階から、ポーツマス条約締結の流れをおって行くと、政治家、軍人、産業界、財界、教育界、一般市民、要するに国民全体が己の役目を果たしていた。なおかつ、自分の身の丈を知り、何の賠償も得られなかったにもかかわらず、「戦勝」という名誉だけで講和した外相の小村寿太郎の功績(南樺太と満鉄の権益は得た)。これらの事例をなした政治を「シビリアンコントロール」というのだ。
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