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科学コミュニケーター

2011年10月14日、BSフジのプライムニュースでこの方を知った。
理学博士の岸田一隆氏だ。

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科学的知見をどのように一般市民に分かりやすく正確に伝えるか、その重要性を原発事故での放射線への対応をふまえて解説しておられた。
3.11以来、あまたの科学者が解説していたが、この岸田さんほど分かりやすく、センセーショナルを狙っていない解説を聞いた事が無かった。


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放射線の数量的な比較も、人体そのものが、体重60kgの人で約7000ベクレルの放射線源であるということから説明されて、放射線の種類とエネルギー量の話まで、難しくなりそうな部分を分かりやすく噛み砕いて解説していて非常に興味深かった。

なぜこれほどの人が今までマスコミに出て来なかったのだろう。初めから岸田さんの解説があればもう少し日本人の放射線に対する理解も深まったのではないだろうか?
いや、あの混乱の時期にこの朴訥とした、決して饒舌とは言えない氏の話し方では、世間が求める情報発信者ととらえてもらえなかったかもしれない。とかく躁状態の時期には声が大きくて、感情的に振舞う人間の方がマスコミウケしやすいだろうし、世間も強い印象を受けるであろう。

だが、大学教授、理学博士などの肩書きを持ちながら、なおかつ専門的な知見を正確に分かりやすく一般市民に(あるいは首相に)伝えるというのは別の能力なのだ。竹田邦彦や大前研一のように、肩書きだけでどうも胡散臭い、科学的根拠がないものを根拠があるがごとき発言に右往左往しているマスコミを見てると、報道する側の理解力も疑われる。

暗澹たる気分になっている時に現れたのが岸田氏だ。

科学コミュニケーション

これが近著の「科学コミュニケーション 理科の考え方をひらく」。
実はこれから読むのだ。初版は2011年2月。

番組中で氏は、「絶対安全」を求められるあまり、企業、政府側があれこれ対策をしているので「絶対安全です」という反応をしてしまう事が、どれほど安全対策に有害であるかという事を順々と説明されていて、なるほどだった。「絶対安全」宣言をした途端、そのしきい値以下の領域の安全対策は顧みられなくなり、研究の対象とはならなくなるのだ。これも、日本人の言霊信仰故であろうか。

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