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公武合体ならず

幕末に来航したペリー提督は日本の国情を良く勉強していて、日本には権力、あるいは権威が二重である事を知っていた。だから、真っ先に江戸湾にやって来て、日本人に直に「黒船」という物理的な権威を見せるという戦術をとった訳だ。
不思議な事にそれから160年、権威の二重構造という図式は変わらないらしい。

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日本国首相であり民主党党首でもある野田佳彦が、同じ民主党員である小沢一郎と会談するのに様々な段取りを経て、ようやく会談という運びになった。しかも「乾坤一擲」「一期一会」の覚悟を持って臨んだらしい会談だ。「将軍家茂御上洛」といったところか。「いよっ、征夷大将軍!」と、ちゃちゃをいれそうになる。そんで会ったのが1時間半だと。話というのが開国ー攘夷の話ではなくて、「税金を上げたいんですけど」、「いや、ならぬ、攘夷あるのみ」じゃなかった「税金上げる前に政権としてやる事があるんじゃないかい」と答えにならない事で拒絶。公武合体失敗。んじゃ、「安政の大獄」、じゃなかった平成の大獄作戦といきますか。でも裁判ではうまく事が運ばなかったし、どうしてくれようと焦る幕府。小沢天皇は禁門の変を警戒したのか、後にぴったりとSPらしき人に守られている。

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でもちょっと視線外したりして。
いえいえ、職務怠慢を批判している訳ではないですよ。瞬きをしない人間はいないのですから。

記者団に語った小沢天皇の言に、「私は一党員、要請があればどこへでも行く認識がある」(SP付きで)。だそうだ。認識はあるけど行くかどうかはその時の気分しだいってことだね。
「え、パーティー?その日は忙しいんだけど、行けたら行くわ、誘ってくれてありがとう」というお断り台詞ですかね。
わしには長洲がついとるけんのう、と、暗黙のブラフ。やっぱ、公武合体ならずですな。

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